本文へ移動

油圧機

油圧機トラブルチェックシート

(A4サイズ2枚)

運転準備がONしない

原因
対策
POWER OFF
表示灯【赤】LED 消灯
1.一次側電源が供給されていない
設備電源の確認
2.電源プラグが接続されていない
電源プラグの確認
3.ヒューズが切れている
ヒューズの交換
POWER OFF
表示灯【赤】LED 点灯
1.ディスプレイに異常表示が出ている
エラー表示一覧表を参照
2.制御機器の故障

ヘッドが回転しない

原因
対策
1.スピンドルスイッチがOFFになっている
ONにする
2.単相電源で運転している
三相電源にする
3.モータの故障または、シリンダー内の継ぎ手破損

電源投入時シリンダーが上昇しない

原因
対策
1.設定圧力が低すぎる
圧力調整
2.ポンプモータが逆回転している
三相電源の差し替え
3.単相電源で運転している
三相電源にする

リベッティングシリンダーが下降しない

原因
対策
1.作業圧力の設定が低すぎる
圧力調整
2.流量制御弁が閉まっている
速度を調整
3.ストローク設定が0になっている
ストロークを調整
4.作業タイマーの設定が短すぎる
作業タイマーを再設定
5.電磁弁の不良
6.リリーフ弁の不良
7.油圧ユニットのオイル不足
給油
8.油圧ポンプ不良
9.シリンダー内のパッキン不良

リベッティング時にヘッドの回転が止まる

原因
対策
1.ヘッド部のベアリング不良
2.スピンドル内部のベアリング不良
3.単相電源で運転している
三相電源にする

カシメ不良:仕上りのバラツキ

原因
対策
1.ストローク調節ネジおよび、テーブルクランプのゆるみ
ロックネジ、ナット確認
2.アンビルまたは、治具がリベット形状に合っていない
治具等の見直し

カシメ不良:バリが出る

原因
対策
1.シリンダーストロークが下がりすぎている
ストローク調整
2.インサート先端形状が適正でない
インサートの見直し
3.ワークのカシメ代が多い
ワークの見直し
4.リベッティングセンターがズレている
芯出しの実行

カシメ不良:仕上がりにむしれが出る

原因
対策
1.インサー卜先端に削り粉が付いている
清掃、修理
2.ヘッド内のグリース量が多い
洗浄後、適量給油
3.ヘッド内ベアリング不良
ベアリング点検交換

カシメ不良:加締まらない

原因
対策
1.作業圧力が低い
作業圧を上げる
2.ヘッド内ベアリング不良
ベアリング点検交換
3.リベットの共回り
アンピル、治具の改良
4.リベットの材質が硬い
機械能力不足

その他

症状
対策
1.(YC201電装)「PAWER ON/OFF」以外は操作不可
キーロックを解除

油圧機:エラー表示一覧

コントローラー内部異常、外部異常停止および、マシン異常が起きた場合、ディスプレイにエラーコードまたは、メッセージを表示します。
エラー表示(メモリエラー)は、一次側電源が投入されたときのみ表示されます。
エラーが発生した場合は、【RESET】キーを押すことにより、そのエラーデータは初期化され表示がOFFします。初期化しないと、POWER/ONはできません。
また、異常メッセージは、表示と同時にPOWER/OFFします。
異常原因を取り除き、表示が消えなければ、POWER/ONはできません。
※タイマのP0のデータ異常の場合は、自動的に初期設定されます。

お問い合わせ・部品交換などのご連絡

お問い合わせやツール・インサート等のご注文は、最寄りの営業所もしくは、こちらよりご連絡ください。その際は、マシンの機械銘板をご確認ください。
TOPへ戻る