生産性の向上
当社製品ではカシメの接合工程において、加工時間はわずか1秒程度と極めて短く、これにより工程大幅な時間削減が可能です。例えば、これまでポンチとハンマーによる手作業もしくはハンドプレスで加工されている方は50％以上の時間短縮を見込めます。また、溶接においては溶接前の予熱や溶接後の冷却といった追加の工程が必要です。これらの工程は、製品の生産速度を著しく低下させる要因となります。カシメ加工ではこれらの時間を要するプロセスが一切不要です。
無償の試作サポート
当社は契約前からの充実したサポートを提供しています。ご来社もしくは製品をお送りいただければ、試作を通じて仕上がりを確認していただけます。これにより、実際の性能や品質を事前に確認することができ、安心してご契約いただくことが可能になります。
製品購入をご検討されており、我々が所有する工具や治具を使用する場合、試作は基本的に無償でサポートしております。試作は、大阪本社に限らず、東京・名古屋の営業所でも実施可能です。
不良率の低減
当社製品では作業者のスキルに依存しない繰り返し精度と安定した加工が可能です。手作業によるカシメ、ボルト締め、溶接などの接合方法では、製品の品質は作業者の熟練度に大きく左右されます。これにより品質にバラツキが生じ、歩留まりが上がらないリスクがあります。この安定性は、不良率の低減と直接関連し、製品の信頼性向上に寄与します。また、直圧プレス加工と比べると仕上がり形状が綺麗でワークの割れや歪みなどに関する不良率が著しく低くなります。
接合×可動性
可動性と固定性の相反する作用をを兼ね備えた接合が可能です。この技術の特徴は、リベット頭部のみを変形させて接合する点にあり、これにより部品同士が動くことを可能にしながらも、しっかりと接合された状態を維持できます（例:ハサミ）。
このような接合は、直圧プレス加工では実現が困難です。リベットが中折れしたり、胴膨れを起こしたりすることにより、接合部品が円滑に動かなくなるリスクがあり、機能性が低下や耐久性に問題が生じます。
人件費の削減
当社製品を導入することで、接合工程の機械化による人件費削減を実現するだけでなく、生産ライン全体の自動化という新たな選択肢が生まれます。
接合工程の自動化を核として、お客様の生産ラインにおけるさまざまな工程の自動化に関する提案も行っています。従来の接合工程に必要だった作業者数を減らすことができ、これにより人件費の削減、もしくはより付加価値の高い業務に再配置することができます。
豊富な実績
接合工程の改善に携わって65年。我々はサイズ、材質、形状、そして使用環境が異なる様々な接合工程において、数万種以上の豊富な実績を築いてきました。 そして東証プライムを含む上場企業から、中小企業に至るまで、多岐にわたるお客様に活用していただいております。これらの実績は、日本国内に留まらず、世界30か国以上での使用により、グローバルな信頼と実績を確立しています。
教育コストの削減
当社製品は誰でも簡単に操作できるユーザーフレンドリーな設計です。加工作業としてはボタンを押すだけで完了し、特別な技能を必要としません。これによりパート・アルバイトを含む新入社員でも、入社初日から即座に加工作業に従事することが可能になります。
結果として、教育にかかる時間とコストを大幅に削減。場合によっては採用コストさえも削減することができます。
カスタマイズ
当社ではお客様の多様な要求に応えるために、様々なカスタマイズに対応しております。接合部品のサイズ、材質、形状はお客様によって異なるため、半数以上の製品はオーダーメイドで提供。一品一葉のカスタマイズによる製品提供は当社の大きな強みの一つです。加工するインサート（ポンチ）だけでなく、治具の製作、工程の自動化、半自動化についても、お客様のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。
