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フジ矢株式会社様のご紹介

 「工具でもっとワクワクを」

この胸躍る理念のもと、1923年の創業以来100年以上にわたり、ニッパ・ペンチを中心とした作業工具の開発・製造を手掛けるフジ矢株式会社様。 
創業時から「品質第一」を貫き、刃付けなど品質を左右する最終工程は今も職人の手仕事が担います。そこに最新設備を掛け合わせ、妥協なき品質と生産性向上を両立してきました。 
伝統を守り抜くためにこそ変化を恐れない――。
デザイン性の高いブランド『KUROKINの展開や海外市場への積極展開など、「老舗ベンチャー」として挑戦を続ける同社は、総合工具メーカーへの進化を見据え、その生産体制を国内外で着実に強化されています。

課題:多品種 × 海外拠点で、いかに品質を揃えるか


 市場拡大に向け、製品の数も種類も増やし続けるフジ矢株式会社様。
生産は国内工場にとどまらずベトナム工場にも広がり、さらに年間30〜40アイテムもの新製品開発により、生産品種は今後も増え続けていきます。
 ここで重要になるのが、拠点や作業者が変わっても、品質を揃え続けるにはどうすればよいかという点でした。品種ごとに最適なカシメ条件は異なり、それを職人の感覚だけに委ねていては、品種が増えるほど、また拠点や作業者が変わるほど、品質を揃え続けることが難しくなります。

カシメ工程は、製品品質の"要"

ニッパやペンチの品質は、2枚の刃をリベットで締結するカシメ工程で大きく決まります。
この「カシメ具合」は、0.1ミリ単位の精度で調整する非常に繊細な工程です。 

締め付けが強すぎれば、刃が開かない。弱すぎれば、ガタつきが生じて切れ味が落ちる。 
このわずかな差が、工具の使い心地そのものを左右します。適切なカシメは、心地よいスムーズな開閉感、過酷な使用に耐える耐久性、対象物を逃さない鋭い切れ味に直結します。
さらに、刃のずれを抑えることで、後工程(刃付け等)の負担を軽減できます。だからこそ、均一なカシメ条件を高い繰り返し精度で再現できることが、品質のばらつきを防ぐうえで決定的に重要になります。

FREシリーズで実現する、条件の「蓄積」と「再現」

FRE-30
課題解決の中核を担っているのが、カシメ条件をデジタルで管理できるFREシリーズです。
最適なカシメ条件をデータとして蓄積・呼び出しできるため、品種ごとの段取り替えもスムーズ。タッチパネルで調整でき、作業者の熟練度に左右されにくい高い繰り返し精度を実現します。
こうした仕組みにより、
  • 品種が増えても、条件の再現がしやすい
  • 拠点・作業者が変わっても、狙い通りの品質に合わせ込みやすい
といった運用を現場の最前線で支えています。

次の100年に向けて。更なる機械化で量産体制を強化

代表取締役社長 野﨑恭伸 様

確かな技術力で品質を守る「老舗企業」の顔と、総合工具メーカーへの進化に挑む「ベンチャー企業」の顔。その両方を併せ持つ「老舗ベンチャー」として、フジ矢株式会社様は次なる100年を見据えています。
妥協なき品質基準はそのままに、手作業で生じうるわずかな差を機械化によって安定させ、拠点が変わっても品質を揃えた量産を日々実践されている同社。
その歩みに、当社は現場に寄り添いながら、品質の安定と生産性の向上に貢献してまいります。
 

【お客様の声】


 「リベッティング・マシンは、当社の製品づくりにおいて、なくてはならない存在です。今後は電動サーボ式(FREシリーズ)への全面移行を計画しています。FREの良さは何といっても繰り返し精度の高さと、段取り替えの容易さ。タッチパネルで誰でも簡単に調整でき、技能への依存がありません。海外工場の作業者はもちろん、女性の作業者にとっても扱いやすい点は大きな魅力です。従来の油圧式は冬場の暖機運転や気温の変化など、条件によっては調整に気を配る場面もありました。FREはそうした点でも扱いやすく、安定した品質を保てています。」

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