ニッパやペンチの品質は、2枚の刃をリベットで締結するカシメ工程で大きく決まります。
この「カシメ具合」は、0.1ミリ単位の精度で調整する非常に繊細な工程です。
| 締め付けが強すぎれば、刃が開かない。弱すぎれば、ガタつきが生じて切れ味が落ちる。
このわずかな差が、工具の使い心地そのものを左右します。適切なカシメは、心地よい「スムーズな開閉感」、過酷な使用に耐える「耐久性」、対象物を逃さない鋭い「切れ味」に直結します。
さらに、刃のずれを抑えることで、後工程(刃付け等)の負担を軽減できます。だからこそ、均一なカシメ条件を高い繰り返し精度で再現できることが、品質のばらつきを防ぐうえで決定的に重要になります。