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導入企業紹介

株式会社 ニッサチェイン (大阪府東大阪市)
 1935年創業、東大阪に自社工場を構える株式会社ニッサチェイン様。チェーン・ワイヤーロープおよび関連パーツの製造販売を通じ、幅広い産業に製品を供給されてきました。
 そのものづくりを支えているのは、「私たちの技術」「お客様との信用・信頼」「製品を求めてくれる人の想い」。この三位一体の力によって、高品質な製品を生み出し、国内外から厚い評価を得ておられます。
 今回はピン止め作業における課題に向き合い、より確かな品質と安全性を実現するために、リベッティング・マシンを導入いただきました。

品質の安定と安全性を目指して

リベッティング・マシン導入前の課題

 従来、ピン止め作業はハンマーを用いた手打ちで行われていました。長年受け継がれた工法ではあるものの、数が増えるとどうしても追いつかず、残業や外注に頼らざるを得ない状況が続いていました。さらに、手作業を前提とした設計では「ピンが抜けてしまう」リスクを孕んでおりました。お客様に安心して使っていただくために改善を必要とする工程となっておりました。

 ピンが抜けるリスクを低減させるためにピンの形状と径を変更したかったが、逆に打ち込みは難しくなり、作業者の負担は増大してしまうことになっていました。ハンマーでの打ち込みは身体への負荷が大きく、作業中のケガのリスクも高まっていました。
 
品質の安定と安全性を両立させることが、大きな課題として浮かび上がっていたのです。

リベッティング・マシン導入の経緯

 工場の方が中古機械を探す中で商社に相談された際、吉川鐵工を紹介いただいたのがきっかけでした。 

 改善を急ぐ状況のなか、私たちは現場と共に何度も試作を重ねました。 特に大きな壁となったのが、治具の調整です。 直径わずか3mmの小さなピンにポンチを的確に打ち込むことは難しく、わずかなズレが製品にキズをつけることから品質に直結します。治具の形状や押さえ方を工夫しながら試作を繰り返し、最適な機械を探っていきました。

 リベッティング・マシンは本来、回転しながら推力を加えてリベットを塑性変形させる工法が基本ですが、今回はスピンドルは回転させず圧入をする異なるアプローチを採用しました。

 吉川鐵工では治具からポンチまで、設計から試作をして製作まで一貫して自社対応できる体制を整えているからこそ、短期間で集中的に改良を重ねることができました。お客様からは、私たちの真摯な対応とスピード感、そして「必ず解決できる」という確信を高く評価いただき、最終的に導入が決定しました。 

導入効果


 ピン径を太くし、形状を変更しながらも、導入後は無理なく正確に打ち込めるようになり、作業の安定性が大きく向上しました。
打ち込み精度が高まったことで仕上がりは均一で美しく、ピンが抜けるといった不良も発生していません。品質の信頼性が確立され、安心して提供できる体制が整いました。
 さらに、安定した打ち込みによって検品作業の負担が軽減され、全体の効率化にもつながっています。
そして作業者の安全性も高まり、安心して作業に取り組める環境が実現しました。

導入機種

インタビューギャラリー

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