カヌーのコクピット開口部に設けられる「コーミング」は、艇体の強度を支える“梁”としての役割を果たすと同時に、使用中にユーザーの身体が触れる重要なパーツです。このコーミングの固定工程において、リベッティング・マシンが採用されています。
この部位の接合には、安全性や強度だけでなく、滑らかな仕上がりや高い意匠性も求められます。一般的なネジ・ボルトによる接合では、緩みのリスクがあるうえ、下穴やコーミング両面へのザグリ加工が必要になることで、デザイン性も損なわれてしまいます。
リベッティング加工であれば、接合部をフラットに仕上げつつ、金具の皿に変形部を収めることで、安全性・生産性・デザイン性のすべてを高水準で両立することが可能です。