戸車の主な組立工程は枠(ハウジング)に車輪を組み込み、車輪の軸にリベットを挿入し、カシメ加工(リベッティング)を行います。カシメ加工は戸車の品質に大きく関わる重要な工程であり、不具合が発生すると車輪の回転不良や耐久性の低下につながる恐れがあります。
そのため戸車製造において、カシメ加工は極めて重要な技術と位置づけられています。
吉川鐵工は創業当初はカシメ加工の受託メーカーとしてスタートし、かつては戸車のカシメ加工を手作業で行っておりました。そうした背景から戸車を主力製品とされているヨコヅナ様とは長年にわたり深いパートナーシップを構築してきて、共に歴史を刻んできたと言っても過言ではありません。
ヨコヅナ様では、かつては吉川ブランドを象徴する油圧式リベッティング・マシンによって、作業者と機械が1対1でカシメ作業を行っておりましたが、その後ターンテーブルを搭載することで生産性の向上を図りました。
さらに生産効率を高めるべく、電動サーボ式リベッティング・マシンを組み込んだオーダーメイドの全自動組立装置を試行錯誤を重ねながら共に開発し、現在では4世代目の自動機をご導入いただいております。
また、カシメの領域に留まらず、戸車の耐久性を確認するための専用試験機も開発しご導入いただいております。